2013-01-01から1年間の記事一覧

感情の動きを記録する

今日は鮒谷さんセミナー2日目。 最も印象に残ったことは、「感情の動き」から変化が始まるということだ。人が主体的に変化するには、どこかのタイミングで「変化したい!」と思わせるきっかけが必要である。 もっと具体的には、自分の中に起こる「このままじ…

やるかやらないかではなく、観にいくか、観にいかないか

よく「できるかできないか、ではなく、やるかやらないかだ」と言われる。この言葉は成功者とそうでない人の基準の違いを示す際によく使われる。 成功する人は、行動する基準を成功する可能性の有無で判断せず、とにかく動いてみることを大事にしているという…

なぜ人は変わりたくても変われないのか?

暇を見つけてはこの本を読んでいる。 なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践 作者: ロバート・キーガン,リサ・ラスコウ・レイヒー,池村千秋 出版社/メーカー: 英治出版 発売日: 2013/10/24 メディア: 単行本 この商品を含むブロ…

超少人数制読書会コミュニティ「Emergence」をスタートします

突然の告知で恐縮ですが、超少人数制読書会コミュニティ「Emergence」をスタートします。 主にビジネス書が中心になるかと思いますが、指定の書籍を題材にワークショップを行います。よくありがちな読書会とは以下の2点の観点にて違いを創りたいと思っていま…

絶望から生きる力

ここ数週間、「絶望から生きる力」というのが自分の中で、テーマになっている。「絶望」というと、何だかおどろおどろしいが、人は日々絶望を抱えて生きているというのが僕の考えだ。 環境問題や原発問題等の大きな問題もそうだし、日常で言えば、満員電車の…

「問題を解決すること」は本当に正しいことか?

今日は素晴らしい本に出会ったので、ぜひ紹介してみたい。 リフレーミングの秘訣: 東ゼミで学ぶ家族面接のエッセンス 作者: 東豊 出版社/メーカー: 日本評論社 発売日: 2013/03/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 著者は家族…

一冊の本との出会いで人生は変わる

今日、作家の山崎豊子さんが亡くなられたというニュースがあった。僕は山崎豊子さんの作品、特に『白い巨塔』に大変影響を受けたので、とても残念な知らせだった。 『白い巨塔』という作品を知ったのは2003年版のドラマを観たことがきっかけだった。当時高校…

自己理解を深めることは、自己を最大限活かすために欠かすことのできない作業である

自己理解を深めることは、自己を最大限活かすために欠かすことのできない作業であると、この本を読んで感じた。 パーソナリティ障害―いかに接し、どう克服するか (PHP新書) 作者: 岡田尊司 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2004/06 メディア: 新書 購入:…

よい文章を書くための心得~上阪徹さんのお話をお伺いして~

今日はブックライターの上阪徹さんのお話を聴いてきました。もともと上阪さんのことを知ったきっかけは、あるライターの方が上阪さんの著書を高く評価していたブログを読んだことにある。そこから「プロの方が評価するのだからきっとすごい人なのだろう」と…

「驚く力」を養う

僕の好きな作家の1人、名越康文さんの新作『驚く力』が出版されたので早速読んでみた。期待以上の本だった。類書があまり見当たらないからだ。 名越さんの本、実は1年前ぐらいから読み始めている。心理学と仏教を織り交ぜながら、専門家でなくとも、エッセン…

レコーディングダイエットにみる自己変容の本質

今日の午後、 『楠木建×岡田斗司夫 戦略読書対談イベント』に行ってきた。この2人ということもあり、期待値が高かったのだが、予想以上に面白い対談だった。今回はその中でも僕が一番興味深いと感じたことを紹介したい。 それは、一見、論理と理屈で固められ…

第2回「プレイフルプロジェクト・ワークショップ」を開催します

近々、第2回「プレイフルプロジェクト・ワークショップ」を開催しようと思案中。 予定は若干流動的ではあるものの、今のところ最有力は9月28日(土)の午後。もしご興味のある方がいらっしゃれば、予定確保をお願いします。(もし別の日になってしまったらご…

プロトタイピングキャンプに参加して

今日はNRIと新生銀行の共同事業ICJが主催する「プロトタイプキャンプ」というイベントに参加してきた。 「プロトタイピング」とは自分たちのコンセプトや想いなどをベースに、それを手を動かしながらカタチにしていくというプロセスのこと。 このイベントで…

いのちの居場所をめぐる物語

この夏、とても素晴らしい本に出会えた。せっかくなのでこの場で紹介したい。この本はカフェで読んでいたのだが、感極まって思わず涙してしまった。 コペルニクスの鏡作者: 清水博出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2012/03/19メディア: 単行本 クリック: 1回…

座右の書①「V字回復の経営」

この夏休み、じっくり本を読める大変ありがたい時間を過ごさせてもらっている。ということで、今日は読んでいる本とそこからの気づきを簡単にまとめてみたい。 増補改訂版 V字回復の経営―2年で会社を変えられますか作者: 三枝匡出版社/メーカー: 日本経済新…

「働きがいが感じられないのは収入の伸び悩みである」は本当か?

先日NHKでも取り上げられた『働き盛りの半数近く「やりがい感じられない」』というニュース。このニュースでは「働きがいが感じられないのは収入の伸び悩みである」とまとめられているが、このまとめは明らかに誤っている。 しかも、この分野の業界リーダー…

「プレイフルプロジェクト・ワークショップ」をお披露目しました

今日は「プレイフルプロジェクト・ワークショップ」をお披露目。総勢で7名の方にお集まり頂き、無事終了することができた。 ワークショップは大きく4部構成。 自己紹介とこのワークショップの狙いについて プレイフルプロジェクトとは何か? インタビューワ…

アーティストのマーケティング論≒個人のキャリア論

先日、原尻淳一さんが講師の「自分をつくる読書会」に参加してきた。 課題図書は僕も大好きな「戦略プロフェッショナル」(ちなみに最近増補改訂版が出たので、これから購入される方はこちらをおススメします) 読書会はグループに分かれて、興味を部分とそ…

「ワークショップを仕事にする」

今日は「ワークショップを仕事にする」というイベントに参加した。 この手のイベントにしては参加者の方が多く、関心のある人がたくさんいるんだなと感じた。 イベント自体は、ワークショップを仕事にしている4名のファシリテーターからのプレゼンテーション…

知識を実践に移すための最短ステップとは?

プレイフル・プロジェクトが動き出し、活動を前進させるために最近、マーケティング関係の本をよく読むようになった。 本を読みながら実際に手を動かしていくことで、現在の課題や、やるべきことがおぼろげながら見えるようになった。 よく言われることでは…

プレイフル・プロジェクト始動

前々から細々と暖めていた「プレイフル・プロジェクト」企画ですが、いよいよ始動させることにした。 まず今日は日程と場所を仮決めし、告知文を書いてみた。と書くと、ずいぶんあっさりしているが、思った以上に時間とパワーが掛かった。 特に告知文は「そ…

あり方で人を動かす

今日は山田ズーニーさんのワークショップに行ってきた。テーマは「自己表現」で、講義と演習が主体のワークショップであった。 とにかく印象に残ったのは、場と参加者の「開き具合」だ。4時間という短時間で、かつ、参加者がほぼ初対面という条件の中、これ…

本調子でない時の調整法

最近わりとアウトプットを重ねてきたせいか、ここ数日は若干調整気配。いまいち企画も乗らないし、やってみてもしっくり来ない。 こういう時には、あまり深入りせずにさっと切り上げることにしている。しかし何もしない訳ではない。こんな時には、頭をあまり…

考えがまとまっていないからこそ、表現する

昨日の鮒谷さんセミナーに影響を受けて、早速自分のやりたいことを口に出す機会を作ってみた。 不思議なもので、大した考えが無くとも口に出すだけで何かが起こるものだ。今回もまとまりがないままに話してしまったが、プロジェクトの企画に向けて一歩前進す…

勉強会やセミナーに参加することの本当の意義とは?

今日は平成進化論の鮒谷さんのセミナーに参加。テーマは「コミュニティづくり」について。 まさに自分がテーマとしていることであり、たくさんの学びがあった。しかし、参加することで最も大きな収穫だったのは「動き出すきっかけ」が得られたことである。 …

人生の充実に必要な2つの要素

今日の午後に今年の1月~6月までの振り返りを行った。 やってみて分かったことは、人生の充実には2つの要素が必要だということだ。 1つは実生活の充実。仕事であったりプライベートであったり、複数の側面はあるが「生きている現実」に納得もしくは満足して…

エンパシーライティングという手法

最近、こんな本を読んでみた。エンパシーライティングという相手の感情を動かし共感を呼ぶドキュメンテーションができるようになるための手法が紹介されている本である。 6分間文章術――想いを伝える教科書作者: 中野巧出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日…

リーダーとして必要な要素~ソフトバンク株主総会に行って~

先日、東京国際フォーラムで開催されたソフトバンクの株主総会に行ってきた。ここでの目的は、孫社長の事業戦略プレゼンテーションを聞くこと。しかも、米国携帯会社3位のスプリントを買収できるか否かという非常にエキサイティングな時期柄で、とても楽しみ…

システム思考に感じる可能性とは

ここ数ヶ月「学習する組織実践研究会」に参加している。毎回気づきと学びがあり、非常に楽しみにしている勉強会の一つである。 さて、この「学習する組織」の肝となる概念が「システム思考」であり、個人的な注力テーマにもしている。しかし、やや取っ付きに…

自分のお役目について

最近は幸運なことに、自分の将来や、やりたいことについて対話させて頂く機会が増えている。 対話の中でよく感じるようになっているのが「自分のお役目」について。一言で表現すると「ある世界と別の世界を繋ぐコネクター」のようなものではないかと考えてい…