2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

フロー体験が人を目覚めさせる

僕にはいくつか抱えている問いがある。代表的なのが以下のような問いだ。 人が真に成長する(=目覚める)のはどんな時か? 組織が活性化(成果を創出し、そのプロセスにも充実感を覚えている状態)するためには何が必要なのか? 組織の中で、人が覚醒した上…

普段の環境とは違う世界に身を置くことの意味

今日は有名なWEBサービスをつくっている方にレクチャーを受ける機会があった。普段あまり接することのない世界を垣間見ることができ、刺激的な時間になった。 その中でも最も印象的だったことは「WEB業界特有のスピード感」だ。WEBの世界はドッグイヤーであ…

組織が成長するとはどういうことか?

今日は対話の学校ファシリテーション基礎コースに参加。非常に多くの気づきがあった。今回その中の1つ「グループ(組織)が成長するとはどういうことか?」について触れてみたい。 僕は今まで「グループ(組織)が成長する」ことは「グループ間での効率や生…

週刊読書レビュー~1月4週~

今週から週に1回、その週に読んだいくつかの本をレビューしてみることにした。 もう終わっている会社 本気の会社改革のすすめ (ディスカヴァー・レボリューションズ)作者: 古我知史出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2013/01/07メデ…

黄色信号点灯のサインを知っておく

ここ数日、仕事のパフォーマンスが落ち気味であった。具体的には以下のような事象が発生していた。 数字や情報を誤認する いらだちや腹を立てることが多くなり、かつ、長時間続くようになる(いつまで経ってもイライラが収まらなくなる) 自分が正しいことを…

スキルを血肉化するためのポイント

今日は終業後、「絶対達成シリーズ」で有名な株式会社アタックス・セールス・アソシエイツの横山さんのセミナーに参加してきた。 いくつも学びがあったのだが、特に印象に残ったのは「原理原則」の話だった。 簡単に横山さんの話をまとめてみるとこんな感じ…

ビジョン作成の落とし穴~成長のジレンマに陥ってしまうビジョンとは?~

ビジョン作成には落とし穴があるという話を聞いた。それは「自己成長ビジョン」を創ってしまうこと。「自己成長ビジョン」とは、例えば「社長になりたい」等、自己の成長を目的としたビジョンのことだ。このような自己成長ビジョンは、一見問題無さそうに見…

次元の異なる変化を生み出すには

先日「ドラゴンクエストⅢ」のコンサートに行ってきた。コンサート自体はとても盛況で、演奏も素晴らしかった。 さらに、なんとコンサートの最後にドラクエシリーズの作曲者、すぎやまこういち先生が登場。 会場は更に盛り上がり、その雰囲気の中、すぎやまこ…

いかに愛着障害を克服するか

今回のエントリーは「人は誰でもどこかしらメンヘラの要素を持っている」の続きもの。 前回触れた『愛着障害』における愛着障害の克服について考えてみたい。 愛着障害 子ども時代を引きずる人々 (光文社新書)作者: 岡田 尊司出版社/メーカー: 光文社発売日:…

対話で最も大切なことは「評価・判断を保留すること」

今回は先日の「「私が創り出す社会」と「私たちが創り出す社会」との違い」の続き。 先日のダイアログでは、やわらかい雰囲気ながらダイアログの流儀に忠実な場であった。ダイアログは、最近では多くの場所で行われるようになったが、実はちゃんとしたダイア…

人は誰でもどこかしらメンヘラの要素を持っている

僕は「人は誰でもどこかしらメンヘラの要素を持っている」と考えている。ふつうの人なんていないし、ふとしたことで一線を超えることがあるくらい危ういものである、という人間観だ。(その裏返しで、同時に、ふとしたことで強くなる存在でもあると考えてい…

「私が創り出す社会」と「私たちが創り出す社会」との違い

今回はちょっと哲学的な話。自分の中でもまだ整理がついていないのだが、もやもやを整理する意味でも書き記しておきたい。 今日はAuthentic Dialogeというダイアログに参加した。そこで対話のテーマに上がったのが、タイトルにもある「私が創り出す社会」と…

大きく成長するビジネスの3条件とは

僕は「自分自身がこれだ!と思えること(のめり込める)が自然とビジネスになっていく」のが望ましいと思っているし、下手に規模を追求するよりもよっぽど幸せになれると思っているが、一方で、大きなビジネスを手掛けてみたいという願望のようなものもあっ…

やりたいことではなく、やるべきことを探す

今日の東京は雪ということもあり、所用を済ませた後は、「プレイフル・プロジェクト」の企画を進めていた。 その中で読んでいた「独立国家のつくりかた」からの一節を今日は取り上げてみたい。 独立国家のつくりかた (講談社現代新書)作者: 坂口恭平出版社/…

与える歓びは受け取る歓びに勝る

今日は、最近ふと感じていることを書いてみる。それは、タイトルにもあるとおり「与える歓びは受け取る歓びに勝る」というものだ。 この概念自体は自己啓発や成功哲学の世界ではよく言われており、面白みも無ければ新しさも無い。しかし、この考え方を体感覚…

自分の神話をつくる

今日は冨永のむ子さんという方が主催されている「自分の神話の法則ワークショップ」に参加してきた。「自分の神話」とは自分の軸となるシンボルとストーリーのこと。 今回は「自分の神話」とはどういうものか?「自分の神話」を生きるために大事にすること、…

「問い掛ける」というセールススタイルを取る際のポイント

ここ最近テーマに挙げているセールススタイルの変革。先日は大変うまくいった。 自然と問い掛けながら、考えを引き出すことができ、しかもこちらから特別働きかけなくとも、提案の良さを自分の言葉でお話くださった。 こういうモードになると、もはや主張し…

新たな強みをつくるとき

今日、訪問先にて「こちらの要望にタイムリーに応えてもらえるし、提案や情報提供も的確である」というフィードバックを頂いた。 しかし、このフィードバックを頂いたとき、嬉しさを感じる一方で、どこか違和感を感じていた。ただ違和感の正体にすぐには気づ…

未来に焦点を当てた会話をして、相手の考えを促進する

前回「相手の考えを促進する」というコミュニケーションの考え方について触れたが、今日はその続きもの。商談をしていて、気づきがあったので、それについて触れてみたい。 相手の考えを促進するには、質問が重要というのは前回も触れた。では一体どんな質問…

事柄だけでなく、感情にも意識を向ける

今日は年明け初めての営業だった。最近、積極的に同行を依頼していて、今日もベテランの人に同行してもらった。その際にアドバイスを頂いたので、今回はそれを題材にしたい。 そのアドバイスとは「もっと可愛げのある所を見せた方が良い」ということだった。…

学び方を学ぶ「体験学習サイクル」

最近、ミッションについての話題が続いていたので、今日は違う話題を取り上げてみる。 今回のテーマは学び方。その一つであり、基本でもある「体験学習サイクル」について触れてみる。体験学習サイクルとは以下のようなものだ。 見てみれば当たり前なのだが…

ミッションを創る②

昨日は会社の同僚に自分のミッションを話す機会があり、せっかくなのでフィードバックをもらってみた。 まだ完成途上のものではあるため、伝えるのにも若干苦労したが、内容と意図には賛同してもらい、一緒に何かチャレンジしましょうと言ってもらえることが…

ミッションを創る①

前回に引き続きミッションをテーマにしてみる。今日午後を掛けて、更にミッションを練り上げていた。これだ!という文言には巡り会えなかったものの、やりたいことが大分明確になってきた。今日はそれについて触れてみたい。 今抱えている課題意識と課題解決…

ミッションの創りかた

今日は、これから先のミッション策定を行っていた。まだ全ては完成していないが、無理に生み出すものでもないと思うので、じっくり自分の中で深めながら形にしていきたい。 策定プロセスとしては、先日2012年のベスト3にも挙げた『ミッションからはじめよう…

2012年の振り返りと2013年に向けて

昨日は2012年の振り返りを行っていた。 2012年は仕事ということでは例年と比べると若干小粒ではあった。ただ、これからに繋がってきそうなことも多く、数年後から振り返るとおそらく「仕込みの年」になるだろうという予感がある。 このブログ執筆もその一つ…