本を読んで「理解したつもりになる」ことの危うさ
今日はとある勉強会に参加した。テーマは『7つの習慣』。とても有名な本で、何回か読んでいるので、復習のつもりで参加したが、いかに自分が「知ったつもり」になっているかを痛感した。
今回は『7つの習慣』の社内ファシリテーターをやっていた方に直接お話をお伺いすることができたこともあり、それぞれの習慣の背景や、本来の表記なども確認することができた。
色々話を聞いていくと、言葉ひとつひとつに意味が込められていて、コヴィー博士の想いが込められていることが分かり、改めて「読んだつもり」になっていた自分に気づくことができた。
特に『7つの習慣』は字面だけ見ると、当たり前なことが書かれている印象もあるので「分かったつもり」になりやすかったのかもしれない。
最近本の読み方を変えたこともあり、素早く読めるようになったりして良い気になっていたので、ちょうど良い機会だったのかもしれない。
(ちなみに、昨年出版された完訳版の『7つの習慣』は原書に忠実に訳されているとのことです。改めて完訳を読んでみようと思います。(前版は誤訳も多かったそうです))