「どんな問題を解決するか?」から「どんな価値を創造するか?」へのシフト

今日は天野敦之さんの勉強会に参加してきた。今回のテーマは問題解決。ロジカルシンキングや分析的な問題解決ではない、本質的かつホーリスティックな問題解決について学びを深めることができた。

 

今回、最も大きい気づきは、問題解決というものに対するそもそもの捉え方だ。「問題解決」というと、どうしても「悪い何かを治す」という印象が強い。実際そういうものだと捉えている人も多いだろう。しかし、このメンタルモデルで問題解決に取り組むと、達成感というより疲労感ばかりが募り、継続したり、高い成果を出すことが難しい。どうしても「悪い部分」に着目してしまい、エネルギーが奪われるからだ。

 

一方「どんな価値を創造するか?」は視線が未来に向かっているので、自然とビジョンが浮き上がりやすい。そうすると自然にビジョンに引っ張られながら前進することができる。つまりパワフルになりやすい構造になるということ。だから、本質的には課題解決ではなく、価値創造が重要なのだ。

 

そもそも、なぜ自分がこの部分に反応したかと言うと、最近の僕がこのスタンスで仕事をしていたように思えたためだ。あまりに自分の中で当たり前になり過ぎていて、今日の講義を受けるまでは、このスタンスに浸かっているということさえ気づかなかった。

 

しかし、天野さんのお話を聞いたり、勉強会の中でワークをやっていくことで、改めて自分は「どんな問題を解決するか?」から「どんな価値を創造するか?」という所に立とうと、軸を定めることができた。

 

仕事の取り組み姿勢や成果で、何かがおかしいと感じた際には「問題解決になっていないか?価値創造を行っているか?」とこれからは心の中に問い掛けてみたい。

宇宙を感じて仕事をしよう

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