コンセプト創出の5ステップ
今日は、最近のインプットを元につくった「コンセプト創造のステップ」を実務の中で試してみました。初回にしては満足できるものができたので、今回はこのステップをご紹介してみます。
コンセプト創出の5ステップ
- 「不」をとにかく吐き出す(既存の商品の不満、お客さまから頂く不満、不安、営業パーソンの持つ不満、不安、業界そのものに対する不満、など)
- 出てきたアウトプットについて、立場を変えて更に「不」を吐き出す(お客様だったらどうか、営業だったらどう思うか、など)
- 「不」の先にある本当に創りだしたい世界観、願いは何なのかをアウトプットする
- (ここまででコンセプトが決まらなければ)出てきたコンセプトに対して感じる諦めは何なのかをアウトプットする
- 諦めの先に出てきたものを結晶化させ、コンセプトに反映する
こんな感じです。実際にやってみたところ、コンセプトに対する納得感が非常に高まり「これしかない」という感覚になりました。特にポイントは4と5の、自分が創ったはずのコンセプトに対し感じる諦めを見ていく部分です。
僕の場合は、諦めを見ていく中で本当に実現したい世界観が見えてきました。
このプロセス、もう少し数を重ねて方法論として確立してみたいと思います。ちなみに、参考文献は以下の書籍です。興味のある方は参考にしてみてください。
U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術
- 作者: C オットーシャーマー,C Otto Scharmer,中土井僚,由佐美加子
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2010/11/16
- メディア: 単行本
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- 作者: マーシャル・B・ローゼンバーグ,安納献,小川敏子
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/06/23
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