ミッションの創りかた
今日は、これから先のミッション策定を行っていた。まだ全ては完成していないが、無理に生み出すものでもないと思うので、じっくり自分の中で深めながら形にしていきたい。
策定プロセスとしては、先日2012年のベスト3にも挙げた『ミッションからはじめよう』を参考にしつつ、自分に問いを投げ掛け、浮かんだ言葉を書き出し、整理していった。
- 作者: 並木裕太
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2012/03/26
- メディア: 単行本
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そこで今日は、ミッションのそのもの内容というより、ミッションの深め方について記してみたい。以下の図に簡単にではあるが、イメージをまとめてみた。
図からも読み取れるように、ミッションは3つの要素から構成される。
まずは「エビデンス」
これは、やりたいことであったり、これまでやってきたことを指す。例えば「○○がやりたい」とか「○○が得意」ということだ。具体的であればあるほどいい。
次に「機能的ベネフィット」
これは分かりやすく言うと「性能」だ。「エビデンス」を達成するためにはどんな自分になっているべきか、どんな自分である必要があるか、という視点から書く。
そして「感情的ベネフィット」
こちらは「機能的ベネフィット」が提供されるとどんな気持ちになるかを指す。これがあるのと無いのとでは大違いだ。「感情的ベネフィット」を加えることで、ミッションに魂が入る感覚がある。
最後に「ミッション」
ここまで来たら、あとは下部3つから浮かび上がる言葉を書き留める。そうするとミッションの完成だ。ここまで来たら、想いに委ねて一気に書き出す方がうまくいく。
今日も実際にこのプロセスに則ることで、これまでよりも深化したイメージが湧き上がってきた。具体的なプロジェクトも浮かんだので、明日、更に深めて良いものに仕上げていきたい。