セールスのあるべき姿とは?

今日は日頃の仕事の中で気づきがあったので、それを取り上げてみる。

 

さて、その気づきというのは日頃の営業活動について。最近の営業では、コンサルティング的に提案をすることを心掛けていて、担当者との日頃のコミュニケーションで勝負するというより、提案そのもので勝負をしようという意識が強かった。

 

ただ、ここで出る僕の悪い癖は、ついついバランス感に欠けてしまうこと。このケースでも、無意識のうちに「良い提案をしているから大丈夫だろう」という甘えた気持ちがどこかに出ていて、対人とのコミュニケーションが手薄になる傾向があった。この傾向にはどこかで気づいていながら、手を打ってはこなかった。僕はふだんでさえ、コミュニケーションが上手くないので、ここに気を払っていないことは非常に危険なことだ。以前にも書いたスランプの陰には、これも影響していたのかもしれない。

 

きっと売れるセールスは、人とのコミュニケーションを土台にしつつ、鋭い提案をしている。鋭い提案が先に来るのではなく、「相手のためになる」ということが優先される。この姿勢はセールス以前に、プロフェッショナルの基本である。

 

自分にとっては「相手のためになる」を日頃のコミュニケーションに反映させることは課題でもあるので、これを機に一段と深めることとする。

人を動かす 新装版

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斎藤一人の人を動かす

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