イノベーションを起こす舞台とは?

先週末はフューチャーセンターをつくろうという本を読んでました。フューチャーセンターというものをよく知らなかったのですが、読んでみて自分が持っていた問題意識と近いものであることが分かりました。

 

僕の持っている問題意識とは

  1. 複雑さを増す世界に対し、単独のセクター(政府、行政、企業、NPO)で対応することができるのか?
  2. 複雑さを増す世界に対し、どのような対策が望ましいのか?

というものです。フューチャーセンターはこの問題意識に答えをくれた本でした。

 

まず、フューチャーセンターについて簡単に触れます。フューチャーセンターとは、複数のセクターが集い、共通の社会課題解決のために対話を行う場のことです。複数の企業が集うこともあれば、行政、企業、NPOなど複数のセクターが集うこともあります。つまり、単独のセクターで答えを出すことの難しい問いを持ち寄り、取り組むのがフューチャーセンターです。

 

これまで、特に20世紀では社会にイノベーションをもたらす舞台は主に企業でした。ただ、より複雑性が増す中では、企業単独で問題に立ち向かうことが限界に向かっているように感じます。そのような状況の中で、フューチャーセンターはイノベーションを引き起こすための舞台の一つとして有力なのでは?と思いました。今度は実際にどこかのフューチャーセンターに参加してみたい思います。