物事の核心をつくには?

仕事柄、色々な方のお話や悩みをお伺いすることがあります。

しかし、ご自身がきちんと問題を把握できているかというと、意外とそうでもないのです。

そこで、今日は自戒も込めて、よくあるパターンをいくつか書いてみたいと思います。

 

①本当に何が大事なのかが決めきれていない

→あることを決めていく際に、本当の肝は何なのか?何さえうまくいけば成功と言えるのか、というポイントが曖昧なまま、話が進んでいるパターンはよくあります。特に、答えを出すことへの緊急性が高いと、このパターンにはまりがちになります。このポイントを絞り込んでいくには、ひたすら「そもそもは?」や「なぜ?」を探究していくことが有効です。

 

②物事の関連性を把握できていない

「なぜこの問題が起こっているのですか?」「なぜこの問題を解かなければならないのか?」とお伺いしても「そういえば何ででしょう?」「やっぱり人の問題なんですかね?」とあまり論理的ではない(ストーリーになっていない)返答が返ってくることもままあります。これにはいわゆる「システムシンキング」が有効なのですが、詳細についてはまたの機会に触れたいと思います。

 

意外と上の2パターンはやってしまいがちです。自分もこのパターンに陥ってしまった時にはちょっと立ち止まってみたいと思います。