フレームワークの効用と限界

昨日はK.I.T. (金沢工業大学)虎ノ門大学院の戦略思考要論2日目でした。 ケースを題材に、三谷さんが開発した「B3Cフレームワーク」を使って、市場・企業分析を行いました。 この「B3Cフレームワーク」、僕が言うのも何ですが非常によく出来ていると思いま…

重要度の大きな所で差をつくる

今日は、4月から通い始めることにしたK.I.T. (金沢工業大学)虎ノ門大学院での初講義でした。 講義は戦略思考要論という科目で、何か特定のスキルを学ぶというより、土台となる思考力を養う講座です。14時から20時過ぎまで、小休止はあるものの、ほぼぶっ続…

この3ヶ月間、営業で意識していた1つのこと

この3ヶ月は、色々な人の営業活動に同行させてもらう機会が多くありました。その中で、途中から「営業パーソンとして継続して成果を出すためのコツ」のようなものが浮かんできたので、今日はそれを言語化していきたいと思います。 そもそも、営業活動は仕事…

愛を受け入れる痛みと繋がる

先週の3連休に、Co-Creationファシリテーター養成講座 応用編(ディープスキル)に参加してきました。以前参加した基礎編の続きになります。 約2,5日間、U理論をベースにしながら、安心安全かつ、真実が明かされる創造性溢れる場創りのためのあり方とスキル…

真の変革は「自分が変わる」⇒「相手が変わる」⇒「結果が変わる」というプロセスをたどる

先週の週末は「チェンジ・オリジネーター養成講座」のスタッフとして、両国の国際センターファッションビルにて2日間を過ごしました。 このワークショップは、 MITスローン校経営学部上級講師であるC・オットー・シャーマー氏が提唱し、 世界中で注目・活用…

自分がどう価値を発揮できるかを言語化しておく

先日、とある人から、仕事への取り組み姿勢を再認識させられるお話を伺いました。 というのは、その方の会社では、大型受注があると皆でお祝いをするそうです。ここまではよくある光景かもしれないのですが、ここからが普通の会社とは違います。 お祝いの後…

繰り返される問いに変化へのカギが隠されている

昨日のエントリーで「冒険への誘いは突然電話が鳴るようなもの。しかも電話に出ない限り、鳴り続ける。それでも電話に出ないでいると、ハンマーで殴られるような衝撃と共に誘いが訪れる」ということを書きました。 実は最近、この現象に近いことを感じていま…

「成長・変化のプロセスに共通してみられるもの」について

今日は『ファインディング・ジョー「英雄の法則」』という映画を見てきました。この映画は、神話学者ジョーゼフ・キャンベルが、世界中の神話を研究して発見した神話の法則「ヒーローズ・ジャーニー=英雄の旅」についての映画です。 ファインディング・ジョ…

自分の枠を広げる効果的な行動とは?

ここ2週間ほど、終業後はほぼ毎日人に会っています。しかも、別に選んでいるなんておこがましいことを言うつもりは無いのですが、皆さん目線の高い方ばかりです。 こういう日々を過ごしていくと、自分の世界がどんどん広がっていくのが体感できます。 自分の…

U理論入門出版記念シンポジウムから感じた、U理論の可能性とこれから

昨日はU理論入門出版記念シンポジウムというイベントに、ボランティアスタッフとして参加した。このシンポジウムは、出版記念といいながら、本の説明などはほとんどなく、対話やワークで構成される珍しいイベントだった。 今日は、ボランティアスタッフとし…

相手の反応的言動に反応しない

前回に引き続きオリンピックネタ。今日取り上げるのは例の森元首相の発言。 実は、最近個人的にテーマにしている「相手の反応的言動に反応しない」ということに極めて親和性の高い話題だったのでピックアップしてみた次第だ。 まず「相手の反応的言動に反応…

高梨選手の振る舞いからみる「ひとりでやる」と「みんなでやる」の違い

昨日の朝、高梨選手のチャレンジが4位という結果が幕を閉じたことが報道された。今日は、報道や高梨選手の振る舞いからの気づきを書いてみたい。 まず、報道を見ていて感じたことは「バッシングが想像以上に少ないこと」であった。昨今のメディアを見ている…

優れた場創りのお手本

今日はマイメンターのお一人でもある天野さんのAwakening Tokyoのオープニングパーティーに参加。この類のものはあまり得意ではないけれど、皆さんの雰囲気がとても良くて楽しみながら参加することができた。 大事なところ、譲れない所を置きつつも、それ以…

自分の教科書をつくる読書会 ♯003『U理論入門』を開催しました

今日、自分の教科書をつくる読書会 ♯003『U理論入門』を開催しました。人間の認知の限界を超えたU理論を言葉で説明するのは、予想していたとはいえ、なかなかハードだったのですが、参加者の皆さんにも支えられ、なんとか実施することができました。 読書会…

はあちゅうブログからの気づき

今朝、ツイッターで流れていたはあちゅうさんのブログを読んでいて、腑に落ちることがあったので、今日はそれについて触れてみたい。 そもそも、僕ははあちゅうさんに対して「何でそんなにキレイになることにこだわるのか?」と感じていた。まあ女性であるし…

一皮むける経験を意図的につくっているか?

帰宅して、夕食をとりながら『プロフェッショナル仕事の流儀』を見ていた。今回はケーキ職人の横溝春雄さんという方が取り上げられており、その中でこのようなことを言っていた。(正確な引用ではないのでご容赦ください) クリスマスを何度体験できるかで、…

からだを軽くするワークショップに参加して

今日は「からだを軽くするワークショップ」というものに参加してきた。家からも近いのでふらっと参加してみたのだが、学びが多くかつ、会場の雰囲気が良かったので13時までの予定が、気がついたら16時近くまで居てしまった。 ワークショップはとてもシンプル…

「知る」と「わかる」の違い

よく「わかる」と「できる」の違いは大きいと言われる。これは確かに言えることだろう。分かっていても出来ないこと、というのは僕にとってもたくさんある。 ただ、その前段階である「知る」と「わかる」の違いというのも、かなり大きいと考えている。僕の中…

本を読んで「理解したつもりになる」ことの危うさ

今日はとある勉強会に参加した。テーマは『7つの習慣』。とても有名な本で、何回か読んでいるので、復習のつもりで参加したが、いかに自分が「知ったつもり」になっているかを痛感した。 今回は『7つの習慣』の社内ファシリテーターをやっていた方に直接お話…

会話が変われば現実が変わる。現実が変われば人生が変わる

営業という仕事をしていると、会話の展開一つで物事が大きく変わっていくことを何度も経験する。特に、自分が会話の流れを作ることで、よりインパクトのある提案に繋げられたりすると、営業の楽しさや、やり甲斐を存分に感じることができる。 でも、思うよう…

伝わる文章が書けるようになるための意外なポイント

ブログを書いていることもあり、文章術は気になるトピックの一つ。そのため文章術系の本は、ふと手にとってしまう。今回読んだ本もそんな中の1冊だ。 20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書) 作者: 古賀史健 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2012/0…

U理論関連情報をまとめてみました

今日はいつもと毛色を変えたエントリー。この間発売された『U理論入門』に関して。 人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門 作者: 中土井僚 出版社/メーカー: PHP研究所 発売日: 2014/01/21 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る …

信頼とは、ポイントカードのポイントのようなものである

「信頼とは、ポイントカードのポイントのようなもの」ということを最近ふと思った。 ポイントカードのポイントは、お金とほぼ同等の機能を果たすが目には見えない。行動に応じてポイントが溜まっていく。ポイントが溜まると、何かと引き換えられる。このあた…

『よく生きるカフェ 「よく生きる×仕事」』に行ってきました

今日はよく生きる研究所・榎本英剛さんの『よく生きるカフェ 「よく生きる×仕事」』というテーマの講演に参加してきた。 「今の収入が保証されているとしたら、今の仕事をするか?」という問いかけから講演はスタートし、榎本さんご自身の体験や想いをお伺い…

新たな場創りの探究

今日はここ一週間の振り返りを行いつつ、ふとイメージが湧いてきた新たな場創りの構想をしていた。 これから更に深める必要はあるが、今のイメージは以下のようなもの。 日常を離れ、ふとよぎる社会的な課題等や自己のビジョンについて思いを馳せることので…

ファシリテーションの要諦「who am I」

こちらの講座からの学び・気づきのシェア、今日で3日目。今回は講座の中でも、一番の肝であった「who am I」について。 「who am I」とは、日本語で表現すれば「あり方」のこと。場には、ファシリテーターや参加者のあり方が立ち現れてくる。しかも、お互い…

「問い」は何をもたらすか?

昨日に引き続き、こちらの講座からの学び・気づきについて。 今回は「問い」について。そもそも「問い」とは何だろうか?「質問」と「問い」の違いはどこにあるのだろうか?これが必ずしも正解というわけではないが、「質問」は既に存在したり、正解のあるこ…

創造性を出現させる第1歩とは?

昨日と今日の2日間、こちらの講座に参加。非常に学びや気づきに溢れた2日間で、ここに書きたいことがたくさんある。 その中でも今日は「創造性を出現させる第一歩」について記してみたい。そもそもの全前提として、「創造性」というものがどんな人にも備わっ…

ORSCの5周年記念イベントに参加

今日はORSCの5周年記念イベントに参加。久しぶりにシステムコーチングの世界にどっぷりと浸かることができた。 システムコーチングの土台には、感情や場の雰囲気など、言葉にはできないけれど確かに感じているものを大事にする考えがある。矛盾する表現には…

投資領域を明確にする

今日は振り返りを行いながら、2月までの土日の予定を再整理。出たいセミナーやワークショップがいくつかあったので、それの振り分けを行った。 昨年まではあまり深く考えずに出たいものに出ていたのだが、今年からかなり明確に絞るようにしている。 備忘録も…